ダンボールのカタチ”A式”~始まりのA~

ダンボールA式とビール

通称「ミカン箱」

ダンボールの代名詞であり、ダンボールを代表する形状の一つです。

居酒屋で

「とりあえずビール!」

ってくらい、

ダンボール屋で

「とりあえずA式!」

とオーダーしても恥ずかしくはありません。

たぶん。

ダンボールを使う

5枚から10枚で紐で結束されて売られており、
紐をほどいたら、
必要な枚数を取り出します。

印刷がなければ、
どっちが上か下かわかりません。

「底だ!」
っと思う方が
「底」
で結構です。

選んだあなたの意志を尊重します。

フタを4枚閉じましょう。
ガムテ―プでしっかりと貼れば、
完成!

あとは、

詰めるだけ!

始まりのA!

100年以上も前(※)に、日本に導入されてから、この形は変わりません。

ダンボール箱といえばA式。

米国で発展したから「A」なんでしょう。

一番最初の。

一番ベースになるもの。

始まりの「A」

日本で発展してたら、「い式」だったことでしょう。

二律背反

・・・
なんてこと考えていたら、もうできちゃう。

この納期の短さ!

縦横高さのオーダーですことよ!

数だって自由自在に決めてですことよ!

さまざまな工業製品において、

これほど、
【オーダーメード】

【量産】

という二律背反を実現させたものがあったでしょうか?

だからA式

100年以上も

そして今も

日本の物流を支え続けています。

それが

A式ダンボール

なのです。

これからもよろしくね!

※1909年に日本での生産が始まったと言われています(全国段ボール工業組合連合会ホームページ参照)