巨大な箱を作る/着ぐるみがそのまんま入る箱の大きさにビビる

「大きな箱」という言葉を聞くだけで、ちょっとワクワクしていまいます。
そんなオーダーがきました。

大きな着ぐるみを、遠方に送るための箱。
とてもじゃないですが、既製品で対応できるサイズを遥かに超えてます。

今日は、そんなものを作っていきたいと思います。

作っていきましょう!

長さ(W)2050×巾(D)1150×高さ(H)750(㎜)強化段ボール製 手穴12箇所 お弁当箱形式

中身は「着ぐるみ」が入るそう。

身長=195cm 肩幅=100cm 背中から腹=60cm

「背中から腹」というオーダーだったので、いわゆる「ゆるキャラ」みたいに、頭が何よりも大きいというよりは、全身がどっしりした感じの着ぐるみですね。

早速作っていきます。

展開図もダイナミック!

側面1枚で、材料まるまる1枚使ってしまいます。

のりしろも大きいので、クランプ二つでガッチリ固定。

クランプの跡が残らないように、紙を挟みます。

これで蓋が完成!

本体はこんな感じ。

中に潜り込んで細部を固定

できました。

角がめくれていかないよう、樹脂を使い固着しています。

仕上げに、底面をテープで固定します。

底はすでに内側から固定されてますが、防水の意味も込めてテープで塞ぐ。

完成です。

箱の仕様のまとめ

サイズ:【外寸】長さ(W)2050×巾(D)1150×高さ(H)750(㎜)
重量:20㎏(箱自体の理論重量)
材質:強化段ボール製(ダブルフルート)
形状:お弁当箱形式(身、蓋 分離)手穴12箇所
価格:ご相談ください。(目安 3万円程度)

大きいって素晴らしい!

大きいものって、無条件にワクワクします。

今回は、実用的なものとして、中身をしっかり守り抜く事を目的に作成しましたが、これが保育園や幼稚園にあったらどうなるだろう?

みんな中に入って、先生に「ひっぱってーーー!」ってなったり、
蓋をすべり台にして遊んだり、
本体をひっくり返して、秘密基地にしたり、
蓋をしてみんなで乗って記念撮影なんかもしたりできちゃいそうですね。

フルオーダーの特殊なもの、子ども達の遊び場作りや企画があれば、是非お問い合わせください。