ダンボールが無料!?タダでもらうための6つの方法とこれだけは守って欲しい注意点
みなさんは ダンボールを無料で欲しいな、、、と思ったことありますか?
例えば
「子どもが工作が大好きで・・・」
「メルカリで売れた商品を発送したい」
「遠くに住む子どもに、家で取れた野菜を送りたい」
「文化祭で大道具を作りたい」
こんな時に 段ボールを無料で欲しいな、、、と思うのではないでしょうか。
今回は そんなあなたに、ダンボールのプロが教える「ダンボールを無料でもらえる技6選」をお伝えします。
そもそも無料でもらえるのか?
いきなり、そもそもの話ですが、、、、
ダンボールは世の中の物流を支える縁の下の力持ちとして、開発され製造されている立派な「商品」です。
大きな製造マシンと複数の生産工程と輸送、それらを扱う人がいることで作られています。
それを「無料でください!」というのは、気が引けるかもしれません。
でも、それはダンボールを「商品」として購入して使う必要がある人や会社の場合であって、その用途を満たした後であれば、可能性は開けてきます。
賞味期限間近のパンが極端に安くなっていたり、家具屋さんで高級な木材の端材が「自由にお取りください」になっていたり、一旦、商品としての価値を使い切ったものであえば、無料でもらうことも可能になってくるわけです。
次からは、無料でもらえそうなところを事例を挙げて紹介していきます。
もらえる(かもしれない)場所6選
スーパーマーケット
まず一番に、スーパーマーケットをあげてみました。
わりと身近にあり、ダンボールを無料で手に入れやすい場所の一つだからです。
スーパーに行くと、サッカー台(袋詰めをする台)の横に、「ご自由にお取りください」と、ダンボール が立てかけてあることがあります。
これはスーパーに並ぶ商品を運んできた時に使われたダンボールなのですが、中身の陳列が終われば役目は終了。
そうしたダンボールをお店側が、お買い物客用に置いてくださっているものになります。
工作や荷物を発送するには手ごろな箱が揃っているのも特徴ですね。
ただし、注意点もあります。
一度に大量に持って行くと、他のお客様が使えなくなり迷惑をかけてしまいます。
多くても2枚ぐらいにしておきましょう。
どうしてもそれ以上欲しい場合は、お店の人に相談をしてからにしてくださいね。
コンビニエンスストア
これも身近にあるお店の一つです。
ただし スーパーと違うのは「ご自由にお持ちください」という場所はない事です。
ですので、ダンボールが無料で欲しい時には、お店の人に相談してからにしてください。
また、扱っている商品が小さいため、箱も比較的コンパクトになりがちです。
ドラッグストア
ここもダンボールが無料でもらえるお店の一つです。
薬はもちろん、トイレットペーパーや食品などの日用品なども置いてあるため、これらを運ぶために段ボールは欠かせません。
スーパーやコンビニよりも、大きな箱が置いてある事が多いのも特徴です。
こちらも、お店の人に確認をしてから相談するようにしてください。
家電量販店/ホームセンター
ここは、重くて大きなものを取り扱っているためドラッグストアよりもさらに大きく丈夫な箱がもらえる可能性があります。
これも同じように店員の方に確認を取ってからもらうようにしてください。
引っ越しやさん
これは入れるかどうか迷ったのですが、引っ越しをする際に【段ボール無料!】と書かれている広告やチラシを見ることがありますので入れてみました。
ただし、これは引っ越し料金に含まれているもので、厳密には無料ではない可能性がありますし、そんなに頻繁に引っ越しをする方もあまりいないと思いますので、この方法でダンボールを無料で手に入れるのはかなり限られた人になります。
ダンボール屋さん
最後に 段ボール屋さん、という選択肢です。
「え?普通に販売している商品を無料で?」と思われるかもしれませんが、ボックスメーカー(箱を作っている会社)ですと、作りすぎや、不良品、在庫整理などで、廃棄するダンボールというものが出てきます。
ただし、これらは古紙回収の時に販売をする商材でもあるため、基本的には貰えない可能性が高いです。
急に「無料でください」といくと、決していい顔をされません。
地域で顔なじみであったり、協力的なダンボール屋さんであれば、しっかり関係性を築いて、誠意をもって相談してみてください。
もらい方 | もらいやすさ | もらい方 | ダンボールの特徴 |
---|---|---|---|
スーパーマーケット | ◎(2枚程度まで) | 【ご自由にお持ちください】のコーナーから引き抜く | 小~中サイズ |
コンビニ | △ | 店員さんに声をかけて (回収日があるため無い事もある。また方針で渡せないと断れれる場合もあり) | 小サイズ |
ドラッグストア | 〇 | 店員さんに声をかけて (回収日があるため無い事もある。また方針で渡せないと断れれる場合もあり) | 小~大サイズ |
家電量販店/ホームセンター | △ | 店員さんに声をかけて (回収日があるため無い事もある。また方針で渡せないと断れれる場合もあり) | 大きくて丈夫な箱もあるかも |
引っ越しやさん | ◎ | 引っ越しの契約をすれば貰える場合が多い | 大きさの揃った箱が手に入る |
ダンボール屋さん | △(信頼関係を築いてから) | 会社の人と相談してから | 新品のもので大きさが揃ったものが手に入る可能性あり |
貰う時の4ポイント
いざ もらえることになった時に注意することがあります。
次の4つを参考にしてください。
・忙しい時間帯を避ける
・綺麗かどうかを見る
・ サイズと硬さは適当かを考える
・しっかりとお礼を言う
です。
一つずつ見ていきましょう。
忙しい時間帯を避ける
スーパーは手に取れる所に置いてありますが、他の店では店員さんに相談をする必要があります。
その時に、忙しい時に話しかけてしまうと迷惑になりますので気を付けましょう。
想像できる忙しい時間帯は、
【開店直後】 【お昼休憩中】 【夕方】 【閉店直前】【土日祝】
などは、お店の人が忙しくしている可能性がありますので、よく見て声をかけるようにしてください。
綺麗かどうかを見る
無料でもらうダンボールは、ほとんどが中古であるため、濡れていたり、汚れていたり、ひどい時には虫がついて行ったりします。
そうしたことがないよう、しっかりと選んでください。
サイズと硬さは適当かを考える
そのダンボールの使い道の目的に沿ったものを選んでください。
使いたい事と違うものを選んでしまうと、そのまま廃棄することになってしまい勿体ないです。
しっかりとお礼を言う
お店の人にとっては仕事を増やしてしまっている可能性が高く、親切でやってくださっている方がほとんどです。
その方のお気持ちに、しっかりとお礼を言って出て行くようにしましょう。
これだけはやってはダメ!守ってほしい注意点
勝手に持っていく
お店の外に段ボールが積まれているからと言って、持って行っていいものであるとは限りません。
特に大きなチェーン店では廃棄のルールや、回収ルートが厳密に定められている可能性があり、そこから持っていくことで、大問題になる可能性もあります。
必ずお店の人に一声かけましょう。
もらったことを SNS 等に投稿する
お店の人は親切で対応してくださることがほとんどになります。
これを
「(お店の名前)は無料でくれるよ」
という風に言いふらすことは、親切心からできることかもしれませんが、お店の人の迷惑になる可能性がありますのでやめましょう。
エコステーションのダンボールを持っていく
自治体や業者が、「エコステーション」という無料の古紙回収場所を作っていることがあります。
ここに捨てらてられているからと言って持って行ってはいけません。
厳密にいうと、捨てられているのではなく「回収」されているのです。
ですので、一度そこに回収されたものは、エコステーションを運営する自治体や事業者の【所有物】となり、それを持っていくことは【盗難】になりますので気を付けましょう!
リユースに繋がる取り組み
ダンボールを無料でもらうための6つの方法、ポイント、そして注意点を紹介しました。
一旦、その役目を終えたダンボールが、もう一度何かに生まれ変わったり、使われたりするという事自体は、とても素晴らしい事です。
ダンボールに新しい役割を与える、【リユース】1の取り組みにもなります。
また、このようなダンボールをもらう事を通じて、お店の人と仲良くなれるチャンスでもありますので、ルールをしっかり守って、是非チャレンジしてみてください。
- リユースとは、英語で「再使用」という意味の単語です。使用済みの製品を、ゴミにせずに繰り返し使うことを意味します。 ↩︎